レイシズム(差別主義者) [社会]
「ジューヌ・アフリック(若いアフリカ)」というメディアより(原文フランス語)
イスラエルの、ネタニヤフのリクード党の属し、内務大臣である人物の妻で、大手メディアの家族出身でメディアにもしばしば登場して、単刀直入の発言をしている女性が、ツィッターで(七万フォロワー)、オバマに関する人種差別主義の「冗談」を発信したのち、すぐに批難の嵐となった。すぐに削除されたが時すでに遅し──。
「オバマコーヒーってどんなのだと思う? ブラックで薄い(バカ)なコーヒーってことよ」(ツイートは英語)
彼女の夫はすぐに、オバマ大統領にあてて、謝罪した。
その数日後に、チャールストンでの、人種差別主義者の若者による襲撃があった。
コメントの中には、「黒人に対するものは『冗談』と言われるが、これがユダヤ人に対するものなら『ユダヤ人差別』というに違いない」というものもあった。
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「私見」
この記事を取り上げたのが、アフリカ系のメディアであることに注目。アメリカでの黒人は、大統領が黒人(とはいえ、母親は白人のハーフ)になっても、まだ存在しつづけている。とくに、白人警官が黒人の若者を射殺しても、無罪にされるケースなど。「レイシズム(人種差別主義)」は、深く育っていて、その「発露」が、チャールストンでの襲撃となった。
逮捕された若者の表情をみると、これ以上はないというほど「憎しみと不機嫌」(反省などという慎ましやかなものは、どこにも存在し得てない)を表している。このような表情はいかに作られたのか?
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