【詩】「それはデリダだと宗近真一郎が言う」 [詩]
「それはデリダだと宗近真一郎が言う」
愛敬浩一という人の『それは阿Qだと石毛拓郎言う」という詩集を見たら、宗近真一郎のことが思い浮かんで、これをパロッた詩を書きたい気持ちになって書いている。
愛敬浩一という名前を見ると、なぜか宗近真一郎という名前をセットで思い出してしまう。しかし、きっと氏は、阿Qとは言わず、デリダというだろう。
デリダ? だりだ? アラン・ドロン。
愛敬氏の詩集は、評論を集めたような詩集である。評論集ではなく、詩集だと表紙に書いてある。
石毛拓郎氏はネットをやらないので、なんか古いイメージがある。宗近氏は、パリにも長期滞在していたようだから、モダンなイメージがある。そして、愛敬氏の詩集の色は、当然のようにイエローである。イエローがこれらの人々をつないでいる。
「おーねがいー、だまっていて〜」と中村晃子は歌うが、デリダ、じゃなかったダリダは、
Toujours des mots, encore des mots
つまり、ことば、ことば、あなたなんてことばだけじゃない、
と歌っている。
あれ? あの女性歌手、ダリダって名前じゃなかったっけ?
「それは阿Qだと石毛拓郎が言う」という詩は、
よくわからない詩だ。
しかし、「それはデリダだと宗近真一郎が言う」という詩は、
明白だ。なぜなら、
ベルクソンを読め!
だからだ。群馬県警ってー、「掘る」のが得意だったんだよ。
浅間山荘事件で鍛えられて。
Toujours des mots, encore des mots.
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