【詩】「はーこ」 [詩]
「はーこ」
はーこ、と
となりの大家のおじさんはいった
私の名前は
はるよ、なのに
はーこ、と
遠州のおじいちゃんの妹の
ぜいむしょのおばさんはいった
私の名前は
はるよ、なのに
遠州の人たちも
はーこ、と、いったのだった
「また、きないよ」
というのは、「また、おいで」という
遠州弁だった
はーこ、と
となりのおじさんはいって
釣ってきた「ぎま」を
庭でさばいてみせてくれた
私を「はーこ」と
呼ぶものはみんな
影のようになって
「はーこ」
はーこ、と
となりの大家のおじさんはいった
私の名前は
はるよ、なのに
はーこ、と
遠州のおじいちゃんの妹の
ぜいむしょのおばさんはいった
私の名前は
はるよ、なのに
遠州の人たちも
はーこ、と、いったのだった
「また、きないよ」
というのは、「また、おいで」という
遠州弁だった
はーこ、と
となりのおじさんはいって
釣ってきた「ぎま」を
庭でさばいてみせてくれた
私を「はーこ」と
呼ぶものはみんな
影のようになって
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