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Thank you mom ! [日常]

Thank you mom !

 

母の日に、薔薇の花束送ろうとしたら、「安いのでいいよ〜」と言ったので、Amazonでカーネーションの鉢とどら焼きのセットを予約しました。いまだに教えられることの多いりっぱな母を持って幸せ。

 

うちの三人兄弟(私、妹、弟)は仲がよくて、父母の愛のおかげで晩年しあわせなんだ。今は弟が実家のご飯作りをしている。母は父の介護と内職をして、お小遣いもくれる(笑)。一生懸命働いたので、悠々自適の老後。

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新緑、薫風@ベランダ [日常]

    

 

     新緑の中や吾子の歯まったく目立たない

 

            (写真は、ベランダからの眺め)

 

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『女は二度決断する 』──インフラがたがたのドイツを反映した映画(★★) [映画レビュー]

 

『女は二度決断する』(ファティ・アキン監督、 2017年、原題『AUS DEM NICHTS/IN THE FADE』)

 

 経済優先しすぎで、橋や道路などのインフラががたがたというウワサのドイツと経済破綻したギリシアが、相互乗り入れしたような映画だ。

 爆破犯のネオナチは、カップル二人だけ。それに協力していた、いかにもギリシア顔の、やはり、ネオナチのギリシア人のオッサン。「悪者」は、この三人だけ(笑)。主人公の夫が経営するオフィスの前に「自転車爆弾」(笑)が仕掛けられ、夫と息子は「ひどい死に方」をする。いかにひどいかを、裁判中に延々と語られ、ダイアン・クルーガーのヒロインは、ただでさえ哀しいのに、恐ろしいまでの悲劇へと、自己を追い込んでいく。まあ、夫と息子は即死なのだけどね。

 なんで、狙われたの? それは彼がトルコ系で、そのなかでも少数民族のクルド人だったから? クルド人はユダヤ人みたいに国家を持たず、中近東を中心に、世界中に散らばっている。トルコに一番たくさんいて、1000万人ほど。ドイツにも、50万人はいるらしい。それなのに、なぜ彼女の夫が? 彼女の夫は、薬の売人をやっていた過去があり、それで服役もしていた。「今は真面目に働いているんです!」事務所を開いて、翻訳とかそういうことをやっているらしい。

 「豪邸に住んでいるね」と刑事に言われ、クルーガーは、「不便なところだから、土地代は安いんです」てなことを言う。このヒロイン、なぜか、タトゥー趣味で、体中にタトゥーを入れている。クスリの経験もあり、現に、耐えられなくなった時、友人の弁護士から、クスリを分けてもらっている。なんで弁護士が? 「顧客のプレゼント。捨てるつもりだったから、タダであげるよ」

 被害者の家宅捜索(も、家宅捜索されるのか? ドイツでは?)の時、ヤクが発見されるが、精神的に辛かったので使用と、「微量」なので、法的には見逃される。

 テロリストのカップルは意外に簡単に捕まって、裁判が始まるが、犯人の男の父親までが、倉庫に爆弾の材料があったと証言しているのに、その倉庫の鍵が、第三者でも使えた状況にあったことで、「疑わしきは罰せず」的無罪となる。

 そして、主人公独自の復讐劇が始まる──。原題は、『AUS DEM NICHTS』日本語に訳せば、「無へ」ということか。だから、本作は、推理劇でもなければ、社会劇でもなく、一人の女の心の軌跡ということになる。思わせぶりっこに、三部仕立てのテーマで区切られている。

 まあ、これは、事実まんまなのだろうと思われる。現にドイツに、こういう女がおり、こういう事件があったのだろう。背景もあまり直してないと思われる。だから不可解さが残る。どこかを変え、もっと納得のいくドラマにすることもできただろう。しかし、女が追っていく、犯人カップルの隠れ家(浜辺に停めたキャンピングカー)があるギリシアの、寒々とした風景はどうだ? カップルの掩護人、いかつい顔のオッサン経営のホテルもやすっぽ〜。これはこのまま、お国の内情が出てしまった映画と見た。貧すれば鈍す。人員も、予算も足りず。ただひとり、CHANELカヴァーガール(アンチエージング系の化粧品)の、ダイアン・クルーガーのみが、凄絶な演技をする。

 このヒトを初めて見たのは、ブラピ主演の『トロイ』。絶世の美女、ヘレナに扮したが、これが絶世の美女?と思った印象は今も消えず。やー、CHANELのカヴァーガールに選ばれるくらいだから、美人だとは思うんですが。

 


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