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【詩】「ななしゃいのとき、わたしはなにをみたんだろー?」 [詩]

「ななしゃいのとき、わたしはなにをみたんだろー?」

 

ななしゃいのとき、わたしはすでにせいじんしていたので、とくに、みたものはなかったようにおもう。

わがやよりまずしいおんながあかんぼうをおぶって、しずおかけんの茶をうるわがやのあがりかまちにすわって、いっちょうまえにおっとのぐちをははにいうのを、いちまつのゆうえつかんできいていたとか、たくさんのどーなつばんをちちがかりていたのが、そのあいてが夜逃げしたので、そっくりそのままもらってしまったとか、いま、FBでともだちでもある同級生(だいじょうぶ、かのじょはあまりここをのぞいていないようだから)が、はるよちゃんちってしゃくやだったんだね、とか、そういったのをごじゅうねんごもおぼえているなんてまるでおもわなかったとか。

やはりなにも、みていなかった、としかおもえないのだ、七歳のとき、なんかこーとーな有名人をみたらしいほそだでんぞうさんよ。


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