映画レビュー、文学、哲学、政治など、思いつくままに。
「雨」
ゆくへなき秋のおもひぞせかれぬる村雨なびく雲の遠(をち)かた
雨が頼朝の死体の中にも染み込んでいく朝、私はきみの死体のことを考えている。やがて蛆虫がきみの美しい頬に穴を開け、私が愛したきみのやわらかい唇をこじ開けて、きみの内部へ、
神よ、日本の、かたちのない神よ、
雨の哲学を少し私に。
そして雨は時代の刻印を打ち消し、そしらぬ顔をして、きみの感触も消していく、秋
だけが、きみに贈る欲望のあかしとなるの
かな? それは、
熱ではなく、エントロピーでもなく、
雨のようなもの。
ちなみに「うちのクマ」(笑)。ペルーから来られた方のようです。ロンドンではなく、福岡三越の「ハロッズ」コーナーで、バーゲンで購入。かなり昔。わん太用ではなく、自分用。ゆえに、わん太も触らず(笑)。
ロンドン塔に映し出される金色のパディントン。イギリスを代表する熊は、プーではなく、ペルーからの移民の熊だった──。漱石もびっくり。2013年11月。
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