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紅玉のタルト [料理]

 

食べたい時が、作る時。「装飾を省いた紅玉のタルト」。おフランス菓子は、イギリス菓子より簡単。紅玉のよい香りが。



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【詩】「ネット時代のコーラン、あるいは、固有名詞の抹殺?」 [詩]

「ネット時代のコーラン、あるいは、固有名詞の抹殺?」

 

AIにいくつかの名詞と動詞をインプットし、テキトーに「詩」を作らせていく、

そこには、とりあえず、「私」と「好き」と「死」が存在する。「私」は「あなた」を引き寄せ、「好き」は「愛」を生み、「死」は「墓場」に化ける、さらに、

「好き」は「妄想し」、「愛」は「宇宙」を生み、「死」は、「感情」に触れる、だが、

固有名詞は絶対に存在しないから、時間も、記憶も、歴史も現前しない。そこにあるのは、人間ではない。

 

そんなことははじめからわかっている、

しかし、言葉は存在する。ロゴスとしての言葉、知らないふり、気づかないふりをしているけど、そこに、性別はなくて、性もなくて、きみとかぼくとか、愛とか言ってるけど、ただ、ロゴスの海があるだけ。観念さえなくて。

 

それでも人は、ネット時代の人は、そこに「詩」を求めたくて、彼(彼女)の詩集を買うのだ。お金を払って。

版元は、リトルモアから小学館に移っても、装丁や、イラストや、縦組、横組の混在(これだけをパクッた詩集も見かけたが(爆))のテキストの組み方も従来と同じで、それが彼女(彼)の個性とも言えた。

こうして著者は、いまは、マホメットのように、天からの啓示のような言葉を吐き出していくだけなのだ。

いま、それが、まぎれもない「現代詩」の最先端なのだ。

私は、ここに、固有名詞を入れてしまっている。版元の名前を一般化することはできない。

つまり、それは、怪しいコーランなのだった。

 

ときに、言葉としては、固有名詞が最も古いようにも感じる。それを排除することは、古さを排除すること、言葉の起源を排除すること、そこには、「書き手」の隠した「生」がある。

 

 

そして、「新婚さんいらっしゃい」という詩のタイトルが、固有名詞なのに気づく、




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