二人のノーベル賞経済学者、ギリシア首相を支持 [世界]
おはようございます。朝のニュースです(笑)。
経済破綻寸前で、EUが緊縮財政案を提示、ツィプラス首相がそれを拒否したギリシアですが、その緊縮財政を受け入れるかどうかの国民投票が近々行われます。古典的経済学者は、EUの主張を指示しているようですが、二人のノーベル賞学者が、ギリシアの首相を支持(ブログなどで)しています。
ジョセフ・スティグリッツは、EUがギリシアに求めているものは、ギリシアの民主主義への不当な介入だ、国家の自立のもと、昔のようによくなっていく可能性がある、としています。
ポール・クルーグマンも、たとえ経済的不況になっても、EU下での今ほどの地獄はないだろう。いまのギリシアの経済破綻は、EUの野蛮な政治のせいだ。EU下では、牢獄のままだが、自由になれば、よくなる可能性もあるとしています。
「EUの属国」となって、永遠に「お荷物」であり続けるか、貧しくとも希望を抱いて立ち直ろうとするかの道か、と思われます。
フランスの新聞「LIBERATION」の元記事↓
ジョセフ・スティグリッツのエッセイ↓
ポール・クルーグマンのブログ↓
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