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ズレてるのはどっち?──南スーダン情勢と「最高機密」認識 [政治]

 


「安倍政権が昨年9月19日、安保法制、戦争法を強行してから1年。この法制は全面的な運用段階に入ろうとしています。南スーダンPKOに派遣する自衛隊に駆けつけ警護や宿営地共同防護など、安保法制に基づく新任務を付与することを想定し、訓練を開始しましたが、武器使用基準などを定めた部隊行動基準も、いかなる訓練を行っているかも、一切、明らかにしていません。全て国民に隠してことを進めるつもりでしょうか」(共産党 志位和夫委員長)


 


http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2879368.html


 


↑この質問に対して、安倍首相は、


 


「「政府としては平和安全法制の運用には国会が従前に関与し、国会の民主的統制としての機能を果たす、との5党合意及び、国会における付帯決議の趣旨を尊重し、適切に対処してまいります。国民の皆さまに一層のご理解をいただけるよう努力を続ける考えであります」(安倍首相)


 


 と、イミフな回答をし、


 


「南スーダンの情勢は比較的安定していて、内戦状態にはない」と答えている。


 


 


また、この質問をもとに、Facebookの某氏(名前を忘れた(笑))と、泥氏(元自衛隊にいて、今は、「反自民」を標榜しているが、共産党を間接的に攻撃している)が、「どんな武器を使っているかなど、最高機密を知らせるわけがない。志位和夫委員長はズレている、と嗤っているのを、「とりあえず反自民で」のグループがシェアしていた。このあたり、「とりあえず反自民で」のグループがどういう立場なのか、何を考えているのか、疑問に思った。


 


まあ、誰も海外のサイト、ニュースなど見たりしないのだろう。まず、常識からいって、アメリカは、「南スーダンでいかなる武器を使っているか」「いかなる活動をしているか」程度の情報は公開している。


 


この、志位和夫氏を嗤っているオッサンたちにとっての「最高機密」とはその程度のものなのだろう。


 


南スーダンでは、ごく最近も、化学兵器を市民に対して使ったというので、アムネスティ・インターナショナルが抗議していた。また、合計百万人以上の国民が南スーダンから脱出した(難民になる)と「ル・モンド」の記事にある。


これでも、「情勢は安定していて、内戦状態にはない」のか?


 


 


https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_weapons_of_the_United_States_Marine_Corps


 


 


https://fr.news.yahoo.com/soudan-accusé-dattaques-chimiques-meurtrières-105826507.html


 


http://www.lemonde.fr/soudan-du-sud/


 


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