『文芸 2017年 08 月号 』──目玉、「新連載 最果タヒ」は……(★) [Book]
『文芸 2017年 08 月号 』(河出書房新社、2017年7月7日刊)
(雑誌名は、『文藝』と旧字だが、Amazonは新字表記している)
「季刊」なのに、あえて「連載」には、なんの意味があるのか? 向こう何回かの「人気作家」の囲い込み? その「一回目」、「パパララレレルル」は、「パラレル」をピコ太郎っぽく言ってるだけ(爆)。しかしてその内容は、昔の大御所の「連作」風小題のついた、詩にしては、俗っぽく、小説にしては破綻。こらえ性がなく、権威主義の、一般読者向け。
「現代文学地図」は、今の「有名作家」と「文藝」が決めた、百何人の作家を、傾向などによって四次元グラフ風グラフのなかに、鏤めている。このようなものを、金を出して見ようという読者は、どれだけ、ヒマと金がある人々なのだろう?(あ、私は当然立ち読み、1分です(笑))。
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