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【詩】「五十過ぎたジジイやババアが愛だの恋だのゆーな、」 [詩]

「五十過ぎたジジイやババアが愛だの恋だのゆーな、」

 

江戸時代なら完全に死んでたジーサン、バーサン、

いくら「詩」とはいえ、愛だの恋だの書かないでください、そうでなくても世界は、愛だの恋だの知らずに死んでいく子ども、赤ん坊、動物が多すぎます。

あんたの、ありもしなかった青春の日々だかなんだか、そして、ありもしない現在の妄想を抱いて、生きていくのはご自由ですけどね、あんた、そのぶよぶよの体や頭を晒して、まだ空気を吸っていくつもりですか? まあ、それもいいでしょうけど、「あまりに生産性がなさすぎます!」赤ん坊を産めるとか、そーゆーことではなくて、すでにヒットラー友の会は、あなたをリストに加えています。だからせめて、簡単なこと、愛とか恋とか書かない、言わない、妄想しない、それだけで、地球はずいぶんと澄んだ感じになります。もうあなた方には、その権利はないのです。権利ないのに、おおえばりで、そーゆーことを、せめて「詩作品」に書かないでください。詩が汚れますから。
江戸時代はですね、ほら、オジーチャン、オバーチャン、テレビの時代劇とは、まったく違うんですよ、現実は。
まず、村の住民は、お寺に管理されてました。勝手なことはできません。過去帳には、当然、差別的なことが記入されます。愛とか恋とか口走っただけで村八分になります。村八分になると、実質生きていけません。それについて本居宣長は……
長い間、そう千年以上も、普通の人は読めなかった「古事記」を読めるようにしました。そして、彼は、愛だの恋だのホザかずに、「もののあはれ」と言いました。それは、山桜の精に対する愛の告白ですが、お上に目をつけられないよう、そう、ぼかして表現しました。だから、お願いですから、最後の「平成」時代を生きるジーサン、バーサン、愛とか恋とか、詩に書かないでください。できれば、詩も書かないでください。しかし、そこまで咎めることはかわいそうですから、愛とか恋抜きの詩にしてください。……しかし、果たして、どんなテーマが残るのかしら? ってのは、ありますけどね。まー、死とか権力、宇宙などをテーマにされたら、認知予防のためにも、よいかも。

 

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合成写真:Special thanks to Kurage

百.jpg


 


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