SSブログ

「なにを今頃?」の記事 [社会]

「朝日」が4月16日付けで、以下のような記事を「得意げ」(?)に載せているが、まったく「何を今頃」?である。こうした「事実」は、すでに、2月の時点では、多くの識者が、「もっと詳細に」つかんでおり、『現代思想』(「シャルリー・エブド、イスラム国事件」特集)でも、そうした事実をもとに、安倍政権を糾弾している文章、対談が載っている。それを、私は指摘して当ブログに載せた。


 


このニュースの「新事実」部分は、「後藤さんの妻に取材を申し込んだが、受けてもらえない」という箇所か? それなら、あたりまえだろう。後藤さんの奥さんだって、「なにを今更」であろう(笑)。


 


さらに言えば、朝日の記者たちは、外務省などの警告を払いのけて、危険地域のシリアへ、「事件後」も勝手に入っている。同じような事件になった可能性もなきにしもあらず。まったく、やることが、朝日は朝日でも、朝日芸能並みになってきた(笑)。


 


さらに言えば、佐藤優が『超したたか勉強術』で指摘しているが、イスラム国が日本政府に要求した身代金、二億ドルは、古い百ドル紙幣で用意すると、「百貨店の紙幣約四百個分、重さ二トン」になるそうである。「金塊なら五トン」。この要求じたいが、初めから、身代金目的とは思えないことを示している。


 


http://www.asahi.com/articles/ASH4H5GBPH4HUTFK00B.html?iref=comtop_pickup_01



リアルタイム福島レポート [社会]

友だちが福島入りしていた(2014年6月1日。「手しお屋」というNPOの「ツアー」に参加したらしい)。以下、括弧内は、彼女のメール。

 

「昨日は仮設住宅を訪問し、今日は原発近くの被災地を視察。復興はまだまだだね」

「2時間しか滞在してはいけないところに、線量計を持っていった」

「飯坂温泉の宿では、0.15マイクロシーベルトだったが、富岡駅付近では、最大1.31(マイクロシーベルト)だった」

 

 

*****

 

ご参考までに。

 

1シーベルト(Sv)=1000ミリシーベルト(mSv)=100万マイクロシーベルト(μSv

 

数値は、たぶん、1時間いたら、被爆する線量だと思うので、この数値は、問題ないように思える。だから、「観光客」がいる。健康への影響は、何百ミリの単位になってはじめて、考慮する値になる。

 

****

 

今日来た続編。

 

「仮設住宅の人や宿に来て話をしてくれた被災者の人に、美味しんぼの鼻血の件について聞いたら、「怒りを感じる」って言ってた」

 

写真は、彼女が撮影した、富岡駅。

 

tomioka.jpg

 

 

 

 


 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

困った人々 [社会]

「鼻血まんが問題」で、雑誌の自粛、出版差し止めかなんか知らないが、「朝鮮人が暴動を起こすから殺せ〜!!」なみに、「表現の自由が侵された」と騒いでいる人々がいるが、「表現の自由が侵される」とは、このような程度ではない。中国では、牢獄行きだし、死刑だってありうる。それが「表現の自由が侵される」ということだ。

 

なぜ、福島のものを食べて「鼻血が出た」という漫画が困るかと言えば、福島の農産物が売れなくなり、困るのは福島の人々だからだ。

 

一方で、福島の人々を救うためと言いながら、こういう「妨害」行為を平気でしている。自分たちの行動が矛盾しているとは思わないのか?

 

たとえば、福島の原発事故「直後」に、食物を食べて鼻血が出るようなことがあったとして、その放射性物質はなんだったのか? これを特定して、初めてなにか言いうるだろう。鼻血が出たのは、ほんとうに放射性物質が原因なのか? 医者が証言している? 果たしてその医者に、放射性物質に関する知識はあったのか? その症状は、事故後のいつ出たのか?

 

放射性物質とは、われわれの中にも存在するし、植物の中にも存在する。だから、5000万年前くらいの生物がいつの時代か計れる、「炭素14測定法」なるものがある。

 

すぐに症状が出る危険な放射性物質に、ヨウ素131があるが、これは急速に崩壊し、短時間で大量被爆する。甲状腺にたまり、甲状腺癌を引き起こす。しかし、数週間後には、消えてしまう。

 

一方、バナナに含まれるカリウム40が消滅するのには10億年かかり、人体への影響のない。

 

広島、長崎で被爆した人々が苦しんでいるのは、半減期が30年の、中間の長さの放射線で、人の半生ほどの長さ、放射線を出し続けるからである。

 

そういう知識もなしに、ぎゃあぎゃあ、騒いで、はた迷惑な行為をし、しかも、どんなことを言っても、まったく自由なんで、日本に生まれてよかったとは、思わないのか? 平和ボケもいいかんにしてくれ!

 

 



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

いわゆる「『美味しんぼ』問題」について [社会]

『美味しんぼ』という漫画で、福島の食べ物を食べて鼻血が出たという場面が問題になっているようですが、多少なりとも「科学的視線」があれば、こういうのが非科学的なのはすぐにわかって、騒ぐほどのものでもない(とはいうものの、読んではないけど、フランスの「Le Monde」でも取り上げられていた)。


  なぜかというに、放射性物質には、半減期なるものがあって、物質ごとに期間が違っている。福島の汚染が問題なのは、半減期の長いもの、つまり、100年経っても土地の汚染が消えない、だから問題なのであって、すぐに症状の出るものは、半減期が短い放射性物質なんです。


   もし、放射性物質を、「殺人」に使うなら、半減期が1〜2週間程度のものを、食品に混入すればいいんです。元KGBのリトヴィネンコがロンドンの寿司を食べたのち、髪の毛が抜け衰弱して死んだのは、寿司に、ポロニウム210が混入されていたからです。同様のやり方で、PLOのアラファト議長も殺されたのではと推測され、現に、遺体(は、氷詰めされ、米軍軍用機で、アメリカに運ばれたそうである)から、ポロニウム210が、検出されたとうニュースがあったと思います。


    つまり、ある食品がなんらかの人体の影響を与えたと示したいシーンでは、その食品から、いかなる物質が発見されたかを書かなければ、まったくの「絵空事」になってしまいます。漫画家でも、そういう知識は必要なのでは?


   あらゆる食品は、分析すれば、何が含まれているか、わかります。


   ちなみに、私は、お米は、福島の「会津こしひかり」を食べています。

 

 


 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。