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マンボ! ばかん♪ [旅]

 雪のピレネー山脈を越え、飛行機はボローニャ空港に着いた。2列、2列の席が並ぶ機内で出されたのは、パンと飲み物。しかし、このパンがうまいのだ。やはり小麦が違うから、まずくなりようがないのだな。早速タクシーに乗り込んで、ホテル「アストリア」まで。20分もかかってなかったので、日本円にして、1000円台だったと思う。車種はメルセデスのSWで、どうもイタリアでは、ワゴン車ありで、思い思いの車をタクシーにしているようである。すべて「公式」のタクシーである。そして、ボローニャでは、やはり「大学の町」だけあって、人々は愛想がないながらも誠実で、タクシーの運転手しかり。帰りなど、数百円ぶんのチップすら受け取らず、ちゃんとおつりととも返してくれた運転手もいた。
 ホテルはBooking.comでバーゲンをしていた(笑)、三つ星だったかな〜? まあ、ごく普通(?)のホテルだったが、荷物を持って入っていって、「ボンジョルノ」と言ったのに、フロントのオッサンは顔すらあげない。しばらくねばっていると、のろのろ受け付けを始めた。なんつー無愛想な!とのっけから頭に来たが、部屋に入ってしばらくして、wifiや、行き先のことなど聞きにいくと親切に教えてくれ、笑顔も添えられて、「いいひとになっていた」(笑)。どうもボローニャ気質っていうのはそういうものらしい。ウィンクぱちぱちのフィレンツェとは全然違っている。

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ホテル「アストリア」前にて。

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まず、モランディ美術館を探して出発して、よくワカンナイけど、なんか歴史的記念物みたいなので撮影した。この建物の向こう側のカフェのような店だったかで、モランディ美術館を聞こうとすると、美少年が出てきて、「それは、マンボだよ!」という。なに? マンボって?!(いや〜、実は出発前にwebで調べていたから、だいたいわかっていたんですけどね……) マンボとは、ここ、ボローニャの、キーワードとなる。

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「ボローニャ名物」、ポルティコ。通りの歩道部分に屋根がある。向かって左側はすでに道路。パリのパサージュみたいなものかなと想像していたが、ちょっと違った。パサージュは商店の集まった場所がアーケードにようになっているが、ポルティコは単なる歩道に屋根で、その昔、屋根をつければ、公共の場所となり、税金がかからなかったとか……(NHKの『まいにちイタリア語』で先生が言っていた)。



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