外国に攻撃される可能性 [政治]
安保法案賛成者という人々が、当然ながら、国民のなかにもいます。その人たちの言い分は、NY TIMESのアンケートのなかにもありましたが、「もしよその国が攻めてきたらどうするんだ?」というものです。攻めてくる外国として想定されるのは、近隣でいえば、テポドンを抱える北朝鮮、韓国、中国などでしょうか? テポドンの威力がどれほどか知りませんが、韓国、中国に関しては、まず現実的でないでしょう。なぜなら、韓国中国人の観光客が、何百万人と日本に来ているからです。遠い国からの観光客も含めれば大変な数です。こういう、けっこう外国人でにぎわっている国をどうやって攻めるのか? そして、その「確率」(現実的なデータがいる)はどれほどか? ということです。
「賛成者」のなかには、「自分の妻が目の前で蹂躙されて戦わないやつがいるか」などと、勝手な妄想を膨らめて(笑)、安倍政権の論理を受け入れてしまっている人もいます。
確かに、もしもの場合の備えは大事でしょう。しかし、いつ強盗に襲われるかもしれないと、家庭に銃などの武器をおいておく状態と似ていませんかね? 確かに強盗が突然襲ってきた不幸な事件はあります。それは、まあ、確率の問題だし、突然の事件を言い出したらキリがないのです。外国が襲ってきたら──、それは、家に強盗が入るのと、確率的にどういう違いがあるのでしょうか?
ちなみに、アメリカの法律では、一般の日本人が外国で襲われても、軍艦には乗ることができないようです。
2015-07-17 11:01
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