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【詩】「朝起き詩」 [詩]

「朝起き詩」

 

ねむけまなこで、でんちゃん*の詩を読んだ。なんかえじゃくしょんぽい。おんなも「あさだち」みたいなのはあります。生理的にいえば、膀胱がまんぱいで、しげきされ、よからぬことを考えてしまうこと。いま、この「詩」のタイトルを、「朝起き詩」としたが、時間は、昼の12時半でした(爆)。それでも、自分にとっては朝。寝たのは、朝の5時すぎ。そして、カレの声を聴きながら寝たのだった。あー、さいこーだったなー。カレの低く、かすれた、声。あたりまえだろ、Jacques Derridaさまだ。Audible.comにあったのだ。「著者自身が読む、ジャック・デリダ」。そう、これを探していたのだ。やっぱり、あった! さっそくダウンロード。5時間自著朗読が、24ドルちょい。悪くない。現代思想な寝つき。みんなデリダとかいうが、まったく理解してないと思う。デリダなどと言いながら、旧来の構造の文章を書いている(笑)。デリダをわかっていたら、もうそんな文章書けないはずだ。テキスト意識を持たねばね。そう、宇宙は広大なテキストなんだよ、でんちゃん。きみは正しいんだよ。

T.S.エリオットは、17世紀のイギリス詩人、ベン・ジョンソンについて書いている。「ジョンソンの詩は表層的である。ということは、勉強せねばわからない。われわれが17世紀のロンドンへ行くのではなく、ジョンソンを、われわれの時代に連れて来るのだ」

エリオットはテキスト意識を持った最初の詩人で、ゆえに、「現代詩」はエリオットより始まる。エリオットの散文も読まないで、現代詩うんぬん言ってほしくないね。「ボードレールは散文がすぐれている」と、エリオットは言っている。

あー、けふも、現代詩な「朝」になってしまったな。

 

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*でんちゃんー詩人、細田傳造氏。

 


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