【詩】「きくちさん」 [詩]
「きくちさん」
きくちさんはかえるようなかおをしたおんなしじんで、
ゆっくりしたてんぽでしゃべるひとだった
どうじんしでしりあって、じょうきょうしたおりには
しんせつにもしてもらった
しんこんのあぱーとにもいって、
てーぶるくろすなんかをけっこんいわいに
ぷれぜんとしたようにおもう
あるとき、またじょうきょするきかいがあったので、
きくちさんと、たかだのばばのえきまえの
びっぐぼっくすだったかなー、
そこでまちあわせたのだが
なかなかあえず、ついにすれちがって
しまった。なにがどうなったのか、
あんなみとおしのいいところで、
おなじじかんにそこにいたというのに、
あとで、てがみでわかった。
というのも、たしか、あのころ、
けいたいでんわさえなかった。
と、おもう。もし、あのとき、あっていたら、
と、ときどきおもうが、かんがえすぎか。
きくちさんはそのすうねんごだったか、
いしした。
おっとはかんこうれいをしいた。
きょうつうのともだちがおり、
そのひとがいうには、
かのじょは、よんじゅうまでにひょうろんかとして
いちにんまえになりたいとかんがえていて、
それがかなえられなかったからという
かのじょはさんじゅうろくだった。
わたしはこれはせいかつをともにする
おっとへこうぎだとおもった。
しかし、じしするものはどこか、
こころのへいこうをうしなっているから、
じっさいのところは、おっともひがいしゃ
かもしれない
けれどぜつぼうのなかで
しをえらんだともいえる。
そうしたことで、ぱーとなーに
にくまれたら、それはいぬじにだ。
なっしんぐぱーそなるだけど、
けさは、そうしたししゃのために
かいておく
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