【詩】「彷徨だけが人生だ、ジョイス的空間をゆく」

「彷徨だけが人生だ、ジョイス的空間をゆく」

 

正治元年、1199年、おれ、36歳。

正月一日、葵巳、日蝕、自曉更陰雲忽畳、微雨頻灑、遲明以後甚雨、終日如注、臨昏雷電地震、入夜天晴、自昨日參籠社頭、夜前奉弊通夜、曉奉拜大殿開、退下宿所、終日閇樞不見天、入夜雨止之後、參上通夜、

 

ヘーゲル的なものに取り巻かれにっちもさっちもいかない物語のなか頼朝死して頼家相続イヅツトシヒコにいわせればデリダはユダヤ人でありながらユダヤ的なものと同一デキズギリシア的なものとのアイダにサイサイサイ差異をかんじていたというアルジェリアで生まれたこの男すなわち
pied-noirナノハセゴレンロワイヤルも同じいやセゴが生まれたのはアルジェリアぢやないあれはアフリカのどっか深い深い意味の森へわれは入りゆくフッサール

 

かなしきはさかひことなる中としてなき魂までやよそにうかれん